貯金って苦手な人が多いですよね。毎日の食費、光熱費、お子様の学費、ご主人の趣味….
夫婦共働きで毎月給料が出るのに数日たつともう次の給料日が待ち遠しくなってしまう。
貯金もできずにこんな生活のままでいいのか悩む方も多いことでしょう。
一見難しく思えますが、貯金は収入と支出のバランスが成り立てば誰でも簡単にできてしまいます。
これからどんどん成長するお子様とご家族の未来がより楽しいものになるように、
ご夫婦の悩みを解決する5つの方法をこれからお話していきます。
【貯金の仕方その1】支出を減らして貯金を増やす!固定費の見直しは効果絶大!
固定費はその字の通り毎月必ずかかる出費です。
だからこそ少し見直すだけで12ヶ月分を節約することができます。
家庭に必要な固定費の例
- 家賃などの住居費
- 水道光熱費
- 通信費(基本料金、インターネット回線料)
特に重要な3つをひとつずつ見ていきましょう。
家賃などの住居費
生活するためには当然住居は必要です。都心は便利なので地価が高く、当然家賃や車の駐車場代も高くなります。
お子様の校区内でお探しなら、少し不便な場所へ行くと家賃がどれくらい安くなるか調べてみましょう。
- 今よりも家賃が3,000円安くなる。
- 駐車場代が2,000円安くなる。
削減効果:5,000円×12ヶ月=60,000円を抑えることができます。
もし、お子様が校区を変えてもいいよ。という場合は引っ越し先を事前に調べて偏差値の高い地域を探すといいでしょう。
お子様にとっても家族にとってもより良い結果が得られる可能性が高いです。
水道光熱費
光熱費は家族が快適に暮らしていくために大切な費用です。
- 冷暖房
- 風呂
- テレビ、冷蔵庫、電子レンジなどの電化製品
使い方を考えて節約する方法もありますが、最近はたくさんの新電力業者が増え、同じ電力量でも安く使える業者が増えています。
電気だけでなくガスや携帯などをセットするプランもある上、電力会社によっては、面倒な変更手続きも全て対応してくれる場合があります。
思い切って新電力を探してみてはいかがでしょう。
一般のご家庭でも月に2,000円〜3,000円、プランによってはそれ以上の費用をを抑えることができるようです。
その一方で買い替えが必要な電化製品はできるだけ省エネタイプを購入するように心がけてください。ちなみに冷蔵庫は家庭の電化消費の14%を占めています。
電化製品は最新式の省エネタイプを選ぶとさらに支出を減らすことができます。
削減効果:2,000円×12ヶ月=24,000円
通信費(基本料金、インターネット回線料)
スマホや家電の進化によりWi-Fiは家庭内にも欠かせなくなりました。
電話、メール、映像配信、地図の共有などの便利な機能はもちろん、今やスマホがなければビジネスにも影響するほどです。
学校から支給されるタブレットも自宅にWi-Fiがあることが前提なので、自宅の通信速度が遅いとストレスになって家族から非難轟々!
ってことになってしまいます。
次々登場する新しいサービスは回線速度が早くなる上に安くなるプランが多く、長期間契約するよりも短い期間で契約を見直す方がお得な場合があります。
工事費無料、ルーター無料のサービスもあるので定期的に見直しするのがおすすめです。
ご夫婦2人でもスマホのプランも
見直せば少なくとも月1,000円はお安くなりそうです。
削減効果:1000円×12ヶ月=12,000円
固定費には保険料、教育費、車両に関わる費用があります。
一緒に見直しを考えて見るのもいいでしょう。
【貯金の仕方その2】後回しにされがちな変動費も抑えておこう。
固定費に対して絶対に必要ではない変動費も抑えることで貯金に大きな効果が得られます。
変動費は暮らしのレベルを下げるようで嫌だな…。
我慢がすぎるとストレスに繋がったり、夫婦喧嘩に繋がることがあるかもしれません。
無理のない範囲で工夫と改善を試みましょう。
- 食費
- 娯楽費
- 交際費
代表的な3つをお話していきます。
食費
台所を預かる奥様はすでに節約をされていますよね。
でも今一度工夫できないか考えてみてください。
- お金の出入りを日々把握しておく。
- 1ヶ月の食費目標を決める。
- 買い物の回数を減らしてまとめ買いをする。
- 食材は1日で使い切らない。
- 冷蔵庫の中身を把握して材料を無駄なく使う。
スーパーの売り出しもチェックしておくとまとめ買いはとても安く購入できます。
毎日お酒を呑むご主人にはビール1本協力してもらいましょう。
食費の改善に大きく貢献できるはずです。
削減効果:ビール180円×12ヶ月=64,080円
削減効果:買い物5,000円×12ヶ月=60,000円
娯楽費
家族と旅行したり楽しい思い出を作るには娯楽費は欠かせません。
旅先の楽しい遊びや美味しい食事は家族にとって特別な時間です。
例えば、年に4回家族でちょっとした旅行にいくなら、3回に減らすとか、1回を近場の日帰りにするといった方法で考えてみましょう。
お子様が小さな時期は遠くへお出かけするのも大変ですし、記憶に残らない年齢の時は近場でもOKです。
少し大きくなって自分で行きたい場所を言えるようになった時のために、今費用を抑えてその時のために貯金しておきましょう。
削減効果:旅行1回分(2泊3日4名) 100,000円
交際費
ご主人にとって厳しいのが交際費の節約です。
- ゴルフは遊びじゃない、仕事も兼ねてる。
- 人の付き合いには外で酒を呑むことも大切。
- あの人はケチだと言われたくない。
無理に節約を要求すると協力を断られそうなら回数を減らす提案をしてみます。
交際費は1回抑えると大きな効果があるのでなんとか説得したいところです。
奥様もママ友との食事会を減らすからと伝えれば優しいご主人はきっと協力してくれます。
削減効果:ゴルフ15,000円×年3回我慢=45,000円
削減効果:交際費10,000円×年3回我慢=30,000円
その他変動費には日用品費、被服費、美容費、医療費、ガソリン代、交通費があります。
見直しできそうなものがあれば考えてみてください。
【貯金の仕方その3】気をつけよう、なんとなく買ってしまう無駄遣い!
普段の暮らしの中で「なんとなく」買っているものってありますよね。
例えば
- 友人との待ち合わせまで時間があるからちょっとカフェに寄る。
- コンビニで気になるお菓子をつい買ってしまう。
- 100均は安いから買っておけば何かに使えると思って買ってしまう。
なんとなく買いは、自分に罪悪感があって買っている訳ではないので曲者です。
買ったけど結局使わなかったり、賞味期限を切らせて処分しまったり何の特にもならない無駄遣いに繋がります。
本当に必要なものだけを買うようにすればいい貯金ができるでしょう。
削減効果:100円(1日)×12ヶ月=36,500円
【貯金の仕方その4】目標を設定すると達成できやすい!
やみくもに貯めようとしても疲れて長続きしないものです。
無理なく続けるために現実的な目標を設定することでいつのまにか貯まる仕組みが作れます。
- 貯金用の口座を作る。
- 現実的な目標金額を設定する。
- 貯金の目標を世帯収入の何%と決めておく方法。
まずはこの辺りから始めてみてはいかがでしょう。
貯金用の口座を作る
貯金はいくら貯まったか見えることが大切です。
数ヶ月経って額が増えてくると貯金が楽しくなってモチベーションになります。
何に使おうかと一緒に夢の相談をすることも夫婦円満につながります。
現実的な目標金額を設定する
いきなり1000万円や1億円など目標額があまりにも高すぎるとやる気もなくなり続かなくなります。
無理なく貯まる現実的な目標を設定しましょう。
貯金の目標を世帯収入の何%と決めておく方法
固定した額を目標にするのもいいですが、世帯収入の何%と決めておく方法なら給与収入がアップしてくれば貯まる金額も増えます。
お子様の学費も変化してくるので家庭に合った方法で考えてみてください。
【貯金の仕方その5】賢く貯金するための裏ワザ3つ!
賢く貯金に繋がるいくつかの方法があるのでご紹介します。
- マイナポイントを活用
- クレジットカードを使いこなす
- PayPayなどのイベントを活用
ポイントをうまく使って支出を抑えることができるので知っておいて損はありません。
マイナポイントを活用する
新規にマイナンバーカードを作ると5,000円分のポイントがもらえます。
さらに
- 健康保険証としての利用申し込み「7,500円分」
- 公金受け取り口座の登録を行う「7,500円分」
新規なら合計20,000円分のポイントを受け取ることができます。
受け取ったポイントはクレジットカードポイントに変換したり、電子マネー、ANAのマイル、プリペイドカード、デビットカードに変換して買い物することができます。
クレジットカードを使いこなす
クレジットカードはとても便利です。現金がなくても買い物ができ、支払いは翌月、しかもポイントまでついてきます。
使う用途に合わせて自分に合ったカードが選べます。
- 年会費とポイントの還元率を知っておく
- たくさんのクレジットカードを使わない
- 入会特典を必要な買い物に利用する
年会費が無料でも利用額に合わせたポイント還元率が低ければポイントは貯まりません。
逆に年会費がかかっても還元率が高ければ同じ額を利用してもポイントはたくさん残ります。
クレジットカードは使い分けしない方がポイントも貯まりやすいので還元されたポイントを分散させないようにしましょう。
Amazonや楽天では時折新規カード作成で5,000〜10,000ポイントがもらえるイベントがあります。10,000円の欲しいものがカードを作るだけで欲しかった商品がタダで商品が手に入ります。
年会費がかからないカードが多いので調べてみてください。
PayPayなどのイベントを活用する
クレジットカードと違ってお手持ちのスマホアプリで決済できるのが便利です。
コンビニでは当たり前のように使われています。
PayPayは通常の利用でもポイントの還元がありますが、過去に還元率50%の期間限定イベントが行われたことがありました。
つまり10,000円の商品を購入すれば5,000ポイントが還元される。!
半額で買えるイベントも実施されています。
PayPayに関わらず電子マネーは各社のメリットがあるので自分に合ったものを探してみましょう。
クレジットカードや電子マネーは上手に使えばポイントが現金として使えるので、欲しい商品をお金を減らすことなく買うことができます。
日々工夫して使いこなせば裏ワザとして貯金のお役に立ちます。
少しの努力と契約見直しの工夫で貯金の合計額は年間いくらになる?
必死で頑張らなくても貯まる方法はたくさん残されていることがわかりました。
さて、ここまでお話してきた金額を計算するといくらになったでしょうか。
「削減効果」をここで合計してみますと
住居費:5,000円×12ヶ月=60,000円
水道光熱費:2,000円×12ヶ月=24,000円
通信費:1,000円×12ヶ月=6,000円
食費:ビール180円×12ヶ月=64,080円
:買い物5,000円×12ヶ月=60,000円
娯楽費:旅行1回分(2泊3日4名) 100,000円
交際費:ゴルフ15,000円×年3回我慢=45,000円
:交際費10,000円×年3回我慢=30,000円
なんとなく買い:100円(1日)×12ヶ月=36,500円
1年間で425,580円の貯金ができ5年続けると3,000,000円以上の貯蓄ができる計算になります。
いくつかの契約を見直したり、無駄を省けばこれだけの貯金ができますしお財布の中に残った小銭や500円玉を夫婦で貯金箱に入れ続け、3年間で600,000円貯まった例もあります。
暮らしのレベルを出来るだけ落とさず、ギスギスした夫婦にならないよう貯金を楽しんでいきましょう。
まとめ|賢い貯金の仕方!30代夫婦の悩みを解決する5つのコツとは?
いかがでしたか。
世帯収入の中から効率よく貯金を増やす5つのコツについてお話してきました。
- 固定費を見直して支出を減らす。
- 無駄遣いを見直して変動費を抑える。
- なんとなく買いをやめる。
- 貯金の目標額を設定する。
- 賢く貯金するための裏ワザを使う。
5つの方法以外にも無駄を省ける心当たりがあったらぜひ実践してみましょう。
子供達が明るく元気に育つために、また夫婦の老後、子供達に余計な負担をかけなくて済むように、思いついた今から楽しい未来貯金を始めてはいかがでしょうか。
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